文章の書き方のコツ3
前回のブログに引き続き、「文章の書き方のコツ」についてまとめました。ぜひ文章を書く際に、このコツを取り入れてみてください。
専門用語に気をつけよう
文章で使っている言葉が、一般向けか考えてから使いましょう。書き手は、専門的な言葉を使えば簡単かもしれませんが、 読み手を選ぶ文章になってしまうリスクがあります。
どうしても使う場合は、最初にその言葉の意味の説明をしておくと、読み手も理解して読み進めます。
自分が普段使っている言葉だと、気付かずに使ってしまいがちなので、注意したいところですね。
「こと」はなるべく避ける
なんでも「こと」を付けるのはやめましょう。便利な表現なので、つい使ってしまいがちですが、回りくどい言い方になってしまいます。
例えば「運動することは、大切だ」は、「運動は、大切だ」とできますね。こうすることで文章がすっきりとし、必要なかったとわかります。
重複しがちな表現になりますので、「こと」を使っていたら、本当に必要かどうか考えるクセをつけましょう。
「こそあど言葉」は最小限に
「こそあど言葉」で片付けてしまっていませんか。こそあど言葉とは、これ・それ・あれ・どれという表現です。
これとはなんなのか、明記するべき部分にこそあど言葉を使ってしまうと、意味が通じづらい文章になってしまいます。読み間違いにもつながるので、具体的な言葉を書くようにしていきましょう。
便利な表現ですが、デメリットもあるので、注意して使うべき言葉です。
読点の位置を意識しよう
読点の打ちかたで、幼い印象を与えてしまう場合があるので、注意が必要です。
特に気をつけるべきなのは、文の始めにいきなり読点を打たないことです。「私は、昨日映画を見に行った」でもいいですが「私は昨日、映画を見に行った」のほうがスマートで品がよくなります。
読み手に内容が入っていきやすくするため、読点の位置を意識してみましょう。
「重ね言葉」は使わない
同じ意味の言葉を重ねた「重ね言葉」は、たくさんあるので気をつけなければいけません。
例えば「色が変色する」や、「犯罪を犯す」など、一瞬合っているように思える言葉でも、漢字を見ると重なっているのがわかりますね。それぞれ「変色する」「罪を犯す」とするのが正解です。
言葉の意味を考えて使うようにしましょう。