サイトを作りました。
文章の書き方について勉強したことを生かして、サイトを作りました。
今までこのブログで紹介した文章の書き方のコツを意識したのはもちろん、以下のことにも気をつけました。
魅力的なタイトルになっているか
サイトを作成するうえで、タイトル付けにはとてもこだわりました。
どれだけ良い内容の記事を書いても、タイトルで興味を持ってもらえなければ記事を読んでもらうことができないからです。
記事にする内容が決まったら、まずタイトルの候補を3〜4つ挙げて、その中から一番魅力的だと感じるタイトルを選ぶという方法でタイトルを付けました。
読みやすい見出しになっているか
読みやすい見出しかどうか書くときに意識し、全部書き終わった後にも再度チェックしました。
ごちゃごちゃしていると読みにくいので、伝えたいことを簡潔にまとめることが大切です。
マーカーの引き方
特に強調したい部分には、マーカーを引いて目立たせました。
見出しとマーカー部分を読んだだけで、だいたいの内容が分かるようなマーカーの引き方をしています。
読み手が知りたいであろうことの回答となる部分に、マーカーを引いて目立たせるのがコツです。
文章だけではなく図や表を使って解説する
文章での説明だけでは分かりづらい場合、図や表を使って解説しています。
図や表を使って解説することで分かりやすくなりますし、図や表があることで目を引くことができます。
画像を入れて興味をそそる
作成したサイトでは、1記事ずつ必ず画像を載せています。
画像があるのとないのとでは、興味の持たれやすさが違うからです。
記事の最初に画像を載せ、文章ばかりになってきたと感じたタイミングで、再度挿入しました。
書き始める前に説明する相手を決める
記事を書き始める前に、その内容を説明したい相手を決めてから書き始めました。
たとえば「転勤でマンションを売却するときの流れと損をしないための注意点」という記事では、転勤が決まった40代のサラリーマンを思い浮かべ、その人に転勤時のマンションの売却方法について教えてあげるつもりで書きました。
説明する相手を決めずに書くと誰にも響かない文章になってしまいますし、文章も書きづらいので、最初に誰に対して書く記事なのか決めてから書き始めることをおすすめします。
「こと」を乱用しない
「こと」は、便利なのでつい使いすぎてしまいますが、乱用すると読みづらい文章になってしまいます。
「こと」に代わる言葉を探して、できるだけ使わないよう心がけましょう。
使う場合も、一文に1つまでにしておくのがベターです。
私が作成したサイトはこちらです。
文章を書くコツ5
文章を書くのが苦手という人は、読み手を特定すると良いでしょう。
はじめに誰に向けた文章を書くのかを決めておき、その人に対して書いていきます。
そうすることで、文章が浮かんできやすくなると思いますよ。
また不特定多数の人に向けられたメッセージよりも、自分に向けられたメッセージのほうが心に響やすくなります。
文章の書き始めに、読み手を限定する一文を入れて書き始めるのがコツです。
たとえば鼻風邪をひいている人に向けて文章を書く場合、以下のように書き始めます。
「鼻が詰まって辛い、鼻水が止まらないという人に朗報です。
風邪を簡単に治す方法をご紹介します。」
鼻風邪をひいている人に向けた文章ですが、不思議なことに鼻風邪をひいていない人にも興味を持ってもらえる文章になります。
誰しも鼻風邪をひいたことがあるので、「朗報って何だろう?」と特定した人以外にも関心を持ってもらえるのです。
読み手の特定は読み手を選別するわけではなく、より強く当事者意識を持ってもらうための手法と覚えておきましょう。
文章の書き方のコツ4
文章を書くときは、はじめに最も伝えたいことを書き、その後にそれに対する説明をしていくことをおすすめします。
文章を書くときに、書いている間に何を伝えたいのか分からなくなってしまったことはありませんか?
それでは読み手に何も伝わるわけがなく、「何が伝えたいのかよくわからない文章」だと思われて、途中で読まれなくなってしまうでしょう。
読み手に対して伝えたいことは、文章の一番最初で伝えるということを意識すれば、自分の頭の中を整理することもでき、読み手も書き手の伝えたいことがわかりやすくなります。
そうすれば、書いている間に何を書きたかったのか分からなくなることを防ぐことができます。
たとえば犬は飼い主に忠実であることを伝えたい時、以下のように書きます。
「犬は飼い主に忠実な生き物です。
飼い主の帰りを待ち続けたという忠犬ハチ公という話からも、犬の忠実さがうかがえます。
仕事から帰ったときにシッポをふって喜ぶ姿は、とても愛らしいです。」
伝えたいことを最初に書かないと、何が伝えたいことなのか読み手が考えなければなりません。
「飼い主の帰りを待ち続けたという忠犬ハチ公という話からも、犬の忠実さがうかがえます。
仕事から帰ったときにシッポをふって喜ぶ姿は、とても愛らしいです。
犬は飼い主に忠実な生き物です。」
読みやすい文章を書くためには、結論となる最も伝えたいことを最初に持ってくるというのを意識しましょう。
文章の書き方のコツ3
前回のブログに引き続き、「文章の書き方のコツ」についてまとめました。ぜひ文章を書く際に、このコツを取り入れてみてください。
専門用語に気をつけよう
文章で使っている言葉が、一般向けか考えてから使いましょう。書き手は、専門的な言葉を使えば簡単かもしれませんが、 読み手を選ぶ文章になってしまうリスクがあります。
どうしても使う場合は、最初にその言葉の意味の説明をしておくと、読み手も理解して読み進めます。
自分が普段使っている言葉だと、気付かずに使ってしまいがちなので、注意したいところですね。
「こと」はなるべく避ける
なんでも「こと」を付けるのはやめましょう。便利な表現なので、つい使ってしまいがちですが、回りくどい言い方になってしまいます。
例えば「運動することは、大切だ」は、「運動は、大切だ」とできますね。こうすることで文章がすっきりとし、必要なかったとわかります。
重複しがちな表現になりますので、「こと」を使っていたら、本当に必要かどうか考えるクセをつけましょう。
「こそあど言葉」は最小限に
「こそあど言葉」で片付けてしまっていませんか。こそあど言葉とは、これ・それ・あれ・どれという表現です。
これとはなんなのか、明記するべき部分にこそあど言葉を使ってしまうと、意味が通じづらい文章になってしまいます。読み間違いにもつながるので、具体的な言葉を書くようにしていきましょう。
便利な表現ですが、デメリットもあるので、注意して使うべき言葉です。
読点の位置を意識しよう
読点の打ちかたで、幼い印象を与えてしまう場合があるので、注意が必要です。
特に気をつけるべきなのは、文の始めにいきなり読点を打たないことです。「私は、昨日映画を見に行った」でもいいですが「私は昨日、映画を見に行った」のほうがスマートで品がよくなります。
読み手に内容が入っていきやすくするため、読点の位置を意識してみましょう。
「重ね言葉」は使わない
同じ意味の言葉を重ねた「重ね言葉」は、たくさんあるので気をつけなければいけません。
例えば「色が変色する」や、「犯罪を犯す」など、一瞬合っているように思える言葉でも、漢字を見ると重なっているのがわかりますね。それぞれ「変色する」「罪を犯す」とするのが正解です。
言葉の意味を考えて使うようにしましょう。
文章の書き方のコツ2
前回のブログで「文章の書き方のコツ」を紹介していますが、すぐに実践できるポイントはまだまだありますので、紹介していきます。
先に結論から書く
文章の最初に結論を書いて、読者の興味を引きつけましょう。
冒頭でどういう話なのかわからない文章は、読んでもらえません。核心から切り込むことでインパクトを残し、続きを読みたいと思わせるのです。
大事な話題を最初に出すことで、最後まで読んでもらえる文章になりますよ。
主語と述語をかみ合わせる
主語と述語の係り受けに気をつけながら書きましょう。
主語と述語のかみ合わせがズレてしまうと、誤読につながるので、気を付けなければいけません。
主語が抜けてしまっていないか、自分の書いている文の主語はどれか、常に意識しながら書きます。
翻訳文体にご用心
翻訳文体とは、文章を翻訳するときに、なくても意味が通じるところに「こと」を入れた言い方のことです。丁寧な言い回しになりますが、少し回りくどい印象になってしまいます。
例えば「I can fly.」は、「私は飛ぶことができる」となりますが、「私は飛べる」と意味は同じですよね。後者のほうが、内容がシンプルに伝わりませんか。
ビジネス文では、読みやすく伝わりやすい文章にしたいので、翻訳文体は控えることをお勧めします。
「は」と「が」の使い分け
主語を示す機能を持つ「は」と「が」、私たちは自然と使い分けています。
これを使い分けないと、違和感のある文章になってしまいますよ。一度考え出すとわからなくなってきてしまいがちですが、主語が未知のものには「が」、既知のものには「は」を使えばいいのです。また、見たり聞いたりしたままの事実を素直に表現するとき、主語には「が」をつけます。「は」には、対比の意味もあります。
なんとなく使い分けてた「は」と「が」だと思いますが、このルールを理解することで、文章力が上がりますよ。
ら抜き言葉になっていませんか
「ら抜き言葉」を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「ら抜き言葉」は、会話では特に問題ありませんが、文章となると気をつけなければいけません。使い分けには、とても簡単な原則があるので、確認していきましょう。
まず、単語を否定形にします。「見る」の否定形は「見ない」となり、そこから「ない」を取り、残った「見」の母音を考えます。「見」の母音は「い」ですね。母音が「い」の場合は「られる」がつくというルールがあるので、「見られない」となるのです。他には、母音が「あ」の場合は「れる」、「い」「え」の場合は「られる」。
ようするに、最初の文字の母音が「い」「え」になる場合は、ら抜き言葉になってはいけません。
文章の書き方のコツ
文章を書くときに、何から書いて良いか困ったことはありませんか。ブログやSNSで書く機会はあっても、ビジネス文になると手が止まってしまいます。
文章の書き方をまとめたので、コツを掴んで文章を書いてみましょう。
テーマを決めて書き始める
文章を書き始める前に、テーマを決めます。何を言う文章なのか 目的を定めておき、常に意識をして書いていけば、途中でわからなくなってしまうことがなくなりますよ。
5W1Hで書けば必要な情報の抜けがなくなる
テーマを決めたら次は、WHO(誰が)、WHAT(何を)、WHEN(いつ)、WHERE(どこで)、WHY(なぜ)、HOW(どうやって)に書きたいことを当てはめてみましょう。
5W1Hの法則を使うと、必要な情報の抜けがなくなり、読みやすい文章になります。法則を使えば誰でも文章を書けますよ。
読点を感覚で打たない
読点を正しく打つことが文章を正しく書くコツです。
なぜなら、誤った読点の付け方をしてしまうと、読み間違いをしてしまう原因になります。
多くの人は、息継ぎをするタイミングで打ってしまいますが、誤読の原因になりますので読点を感覚で打つのはやめましょう。
ひらがなと漢字をバランスよく使い分ける
漢字ばかりの文章を見たとき、多くの方は難しそうな印象を抱きます。
読みたくないと思われないように、漢字でなくていいところはひらがなで書きましょう。ただ、ひらがなばかりでも読みづらくなってしまうので、気を付けてください。
ひらがなと漢字のバランスを取り、読みやすい文章を目指しましょう。
同じ言葉が三回出たらアウト
同じ単語を繰り返さないようにしましょう。
同じ言葉が何度も出てくると、くどくなります。また、何かの説明をするときに、「こと」を使ってしまいがちですが、 同様に多用しない方が良いです。
同じ単語は二回までを心がけましょう。
私が今回参考にした本です。